日本政府は中国対応を巡り、フランスを含む先進7カ国(G7)の結束維持に腐心している。G7議長国として首脳や外相間の会合を開き、軍事・経済両面で脅威が高まる中国に対する認識をすり合わせ、連携強化を図りたい考えだ。「他国の外交政策について、わが国としてコメントすることは差し控えたい」林芳正外相は27日の記者会見で仏政府の対中政策に関しこう述べた。その上で、5月のG7首脳会議(広島サミット)の共同声……