75年前、GHQの指示で巣鴨拘置所から岸信介氏が釈放された。その岸氏は後に統一教会の教祖、文鮮明氏の釈放を求める文書を米大統領に送る。共産勢力の脅威に対抗するためだ。安倍元総理暗殺の裏で受け継がれてきた保守人脈と宗教の癒着に迫る。【徳本栄一郎/ジャーナリスト】 「やがて起きる出来事は、必ず事前に影を投げかけている」 この予言めいた言葉を残したのは、古代ローマの政治家で哲学者でもある……