アメリカの先月の就業者数は市場の予想を上回り27万5000人増えました。ただ、失業率はやや悪化しているほか、平均時給の伸びは落ち着きつつあり、政策金利の引き下げを後押しする内容と受け止められています。アメリカ労働省が8日発表した2月の雇用統計は、景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べて27万5000人増え、20万人程度の増加を見込んでいた市場の予想を上回りました。……