【アメリカ研究】HPVワクチンは子宮頸部上皮内腫瘍の患者にも役立つ、ワクチン接種でがんのリスクを減らす
米国Merck社のAlhaji Cherif氏らは、グレード2以上の子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)が見つかり円錐切除術を受ける患者の周術期に、9価のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種することで、子宮頸癌をはじめとするその後のHPV関連疾患のリスクを減らせるか、費用対効果はどのくらいかを推定するモデル研究を行い、経過観察のみの場合に比べ質調整生存年(QALY)当たりの費用が少なく、ワクチ……